今日は節分。
鬼は退治できましたか?
私はいつの間にか鬼役だったようで
配達から帰るや否や心の準備も無いまま大量の豆を投げつけられ
見事に退治されました…
さて、本日の夕方ごろ
鴨池方面の配達から帰っていたら
「庭の柊(ヒイラギ)の枝を切って西谷山店に持ってきて」
と社長から電話がありました。
勉強不足の私は
はて?ヒイラギとは?という状態だったのですが
とりあえずネットで検索し、葉にとげのような特徴があることが分かりましたので
これで大丈夫と思い、庭に着くと
そんな葉っぱの木、無いじゃないですか!
社長に確認の電話をすると
「人間と同じで若い枝の葉はとげがあり、年をとった枝の葉は丸くなる」とのことでした。
よくよく観察してみると、ありました。柊の木が。
ちなみにこちらが柊の若い枝の葉
こちらが年をとった枝の葉
本当に角が取れて丸くなってますね~
危うく自然界のトラップに引っかかってしまうところでした。
若い枝のほうを西谷山店に持っていくと、お客さんが待っていて
「よかった!他の花屋を回ったんだけど、どこにも柊が置いてなくて」
と喜んでました。
何に使うのか話を聞いていると、節分の日に
焼いた鰯の頭を柊に指した、柊鰯と呼ばれる魔よけを飾る風習があるそうで
柊鰯を飾っておくと、鰯のにおいと柊の葉のとげで鬼を近づけないそうです。
今年は豆まきだけだったという方。
もしかしたら鬼を退治しきれていないかもしれませんよ!
来年は柊鰯を飾ってみてはどうでしょうか?
鰯は魚屋で。柊は花の七草でご購入を。
ご来店お待ちしております!